藤枝市瀬戸谷の大自然に囲まれる「むかし田舎体験 水車むら」。その名前の通り、敷地内には大きな水車があります。
さて、この水車はなぜ作られたのでしょう。
観光のため?
いやいや、水車むらの水車にはきちんと役割があるんです。
その一つが「お米の精米」。玄米を白いお米にする作業ですね。
水車が精米したお米×かまど炊きしたごはんは、何やら「ものすごくおいしい」らしい!
今回は水車むらのシンボル「水車」で行うオプションプラン「お米の精米体験」をご紹介します。
※2022年4月現在 水車が故障しているため、精米体験の受付を停止しています。水車再稼働後には、またみなさんにお楽しみいただけるよう整えて参りますので、今しばらくお待ちください。
水車を使った精米体験をしてみよう!
水車むらでは、半日体験プランにオプションとして、「水車での精米体験(¥1,000/一名)」をご用意しています。
実際に動いている水車を使った、日本でも数少ない貴重な体験ですよ。
体験の流れ①「精米方法を学ぶ」
まずは、水車が稼働している様子を見ながら精米方法を学びます。
水車の動力は「水」のみ。水が流れる力で杵をつき、精米が行われます。電気もガスも使わない、とってもエコな方法です。
体験の流れ②「実際にお米を触ってみよう」
精米中のお米を見てみましょう!時間によってお米の色もこんなに違うんです。
白く精米されたお米にも、まだ糠が混じっています。
ふるいを使って丁寧に糠を取り除きますよ。
体験の流れ③「精米したご飯をかまどで炊こう」
最後はお昼ご飯の準備!水車で精米されたお米を、かまどで炊いていきます。
子供たちも、火起こしから一緒に準備しますよ。
炊飯器以外で炊くご飯、どうやって炊くのか大人も興味津々です。
水車で精米した白米を、お昼ご飯に食べよう!
さぁ、炊き上がったら実食!
囲炉裏を囲んで、旬の野菜やヤマメを焼いて、ごはんの時間の始まりです。
水車で精米したお米は、もっちりしていて味が濃く「お米本来のおいしさ」が引き出されると言われています。
よーく噛んで、そのおいしさを確かめてくださいね!
水車での精米体験のご予約はこちらから
水車むらでの精米体験には、まず「半日体験プラン」をご予約くださいね。
その上でオプションプランとして「精米体験」を追加していただきます。
お問い合わせは【お電話・メール】にて受け付けています
HP:むかし田舎体験 水車むら
アクセス
藤枝駅から車で30分程度
最寄りのインターチェンジ 谷稲葉インターから車で16分
現在は、一日一組の予約限定です。駐車場や場所取りの心配もいりません。
精米体験を通じて「今の暮らし」を見直すきっかけに
水車むらの母屋は、築250年の古民家です。
この古民家は、昔は実際に人が暮らしていたんですよ。
ご飯を食べる、という当たり前のことも、昔はこんなに手間がかかったんですね。
私たち水車むらは、ただの「田舎での暮らし」ではなく「むかしの田舎暮らし」を、皆さんに味わっていただきたいと思っています。
たくさんのエネルギーを使わなくても、できることがある。現代の便利な生活が全てではないかもしれない、ということを知るきっかけの一つにしてほしいのです。